修理前の調査
実際に瓦および、木部などの現状を確認し、どの程度の修理になるか積算します。そのため外観はもちろん小屋組内部についても調査します。
現在木造建築の耐震への危惧が大変高まっております。特に社寺建築の場合建築の規模も大きく、開口も多いため一般建築以上に重要視されます。弊社では、特にここ数年木造御本堂などの耐震補強に力を入れております。歴史ある建物が、より安心な、より長い命を継続できるよう力を注いでおります。
以下に紹介する現場は、主に屋根の葺き替え工事のものですが、必要に応じて耐震検査を行い耐震診断書を作成いたします。その結果をもとに耐震設計を行い、基礎、耐震壁、屋根の素材の検討をして工事の計画を進めます。
実際に瓦および、木部などの現状を確認し、どの程度の修理になるか積算します。そのため外観はもちろん小屋組内部についても調査します。
これからの作業のため、軒周りに作業用の仮設足場を設置します。
後で瓦屋根を撤去するため、素屋根を設置して工事中の雨風に備えます。
古瓦および葺き土を屋根から降ろします。
傷んだ野地板・垂木を撤去します。
経年劣化して、縮みや歪みを生じた部材などを、取替え・補修します。
新しい垂木に取り替えます。
新しい野地板を取りつけます。
唐破風の下地
桟木を打ち、瓦を配置します。
各部の屋根瓦を施工します。
仮設足場等を撤去して完成です。
軒樋なども新しく取替えています。
寺院建築・神社建築の建築設計施工等、お気軽にお問い合わせ下さい。
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